新たなる旅立ちに向けて ~ 2月の子どもたちの様子 ~

子どもたちの様子 本室 相模台

 クラブの毎日の生活は、「静と動」のリズムで組み立てられています。例えば、宿題の時間で人の邪魔をせず、静かに集中して取り組んだ後には、自由遊びで体を動かし、生きる喜びを発散します。そして、その後にはまた、読書という静かな時間が待っています。そうした活動の切り替えが迅速にできるようになってきました。左写真は、庭の塀にチョークで描いた「壁画」。絵のタッチもしっかりしています。
 子どもたちは登所後、ランドセルなどの荷物を自分のロッカーに納め、宿題と本、イスを持って机に座ります。昨年春にはなかなか準備ができず、また、荷物のしまい方も枠から外にはみ出るなどまとまっていなかったのが、素早く動ききれいに片づけられるようになりました。自由遊びの際の玩具の片付けも同様です。これは、いつまでに準備や片付けを終えるかを分かりやすく声を掛け続けたことの成果の一つです。
 クラブの一日の中には、登所やおやつの挨拶も含めて、活動ごとに支援員が全体の前で話すことが多々あります。そうした際、きちんと話を聞くことも新学年に向けて必要な集団生活のスキルです。また、月に一度、左写真のように、ボランティア(たんぽぽの会)による絵本の読み聞かせが実施されています。友だちの邪魔をせず、笑うべきところでは笑うといった聞き方ができるようになりました。

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