どの本にしようかな?

分室 子どもたちの様子 相模台

 へいわ分室の本棚を開くと、歴史物から学習漫画、文庫本など様々な種類の蔵書があります。本を選ぶ子ども達からは「今日はこの本にしよう。」「この本、面白かったよ!」と読書を楽しむ声が日々聞こえます。また、定期的に図書館から本も借りており、「またこの本のシリーズを借りてきて!」「手話の勉強がしたい!」といった子ども達からのリクエストもあります。実際に手話の本を借りた際には、手話で自己紹介をしてくれました。
 児童クラブでの読書時間に、子どもたちは難解な単語に出会うことがあります。「先生、この言葉の意味は何?」との問いに職員が答えると、単語を理解することによりさらに物語の面白さが増したことが表情から伝わってきます。子どもたちが読書によって、認識と自己世界をさらに広げるとても貴重な体験をしていることを感じるエピソードです。
 今後も多くの本や文字に触れ、子ども達の思考力や想像力を広げる読書時間を児童クラブでは大切にしていきます。

« »